塾の指導スタイルの一つに「集団指導」があります。集団指導とは、講師1人に対して生徒数十人をみるとういうものです。一クラスの人数は多かったり少なかったりしますが、講師が生徒に対して教えるという形をとるところが多いです。では集団指導は生徒にどのようなメリットがあるのでしょうか。一つ目は、授業が受験やテスト対策向けの内容なので授業のレベルが高いことが挙げられます。しかし講師のペースで進んでいくので、生徒側も自ら予習・復習し、積極的に質問していくことが求められます。2つ目は、個別指導比べて月謝が安く設定されています。講師1人に対し複数の生徒を同時に指導するため、授業料を比較的安くできるためです。3つ目はクラス内で競争がおこるため、学習へのモチベーションを上げやすい点です。生徒の中にはひとりでは集中して勉強できないタイプの子がいます。そういう生徒の場合、周りの生徒の頑張る姿をみて、「自分も頑張ろう」とモチベーションがあがります。集団指導にはこういった指導や勉強する環境が整っています。こういったメリットがある一方で、当然デメリットもあります。たとえば、競争が苦手な生徒にはあわない、生徒に会った指導ができにくいなどがあります。学校生活でも集団指導や競争はあります。もし子どもが学習に対して積極的なら、集団指導塾に向いているでしょう。